仕事でクタクタ、冷蔵庫を見ても「何作ろう…」と途方に暮れる夜。そんなとき頼りになるのが、豚こま肉だけで作れるシンプル丼。しかも包丁もまな板も使わず、洗い物も少ない!調味料は家にある砂糖・醤油・みりん・にんにくチューブだけ。これをサッと炒めてご飯にのせるだけで、驚くほどご飯が進む“スタミナ丼”が完成します。
このレシピの魅力は、思い切って野菜ゼロに振り切った潔さ。疲れているときほど、シンプルで力の出るご飯が欲しい——そんな気持ちに応える一品です。食べ盛りのお子さんにも大人気間違いなし。お好みで山椒や七味をプラスすれば、夏バテ防止メニューとしても活躍します。料理が苦手でも失敗しにくく、忙しい共働き主婦の夕飯にもぴったりな一皿です。
豚こまのスタミナ丼はこんな人におすすめ

今日はもう、考えるのも作るのも疲れた——
そんな日、ありますよね。
仕事を終え、帰宅して、家事をこなして。自分の時間なんてほんのわずか。
でも、そんな日でも家族の「おなかすいた」に応えようとしているあなたは、本当にすごい。
このレシピは、そんなあなたの味方です。
- 手早く夕飯を済ませたい
- 包丁やまな板を出す気力がない
- 野菜の準備が面倒…
- にんにくの香りで元気を出したい
- 「とにかくごはんをかきこみたい!」と思うような日
そんなときに、がっつり元気をくれるのがこの豚こまのスタミナ丼。疲れているときこそ、頼ってほしいレシピです。
材料と使う道具(包丁なし&最低限でOK)
冷蔵庫に豚こま肉さえあれば、あとは家にあるものでOK。
洗い物が少ないのも、うれしいポイントです。
【材料】
- 豚こま切れ肉 1パック
- 小麦粉または片栗粉 適量
- サラダ油 少々
- 砂糖・醤油・みりん 適量(だいたい同量)
- にんにくチューブ 1〜2cm(お好みで増量)
- ご飯
- お好みで山椒や七味
【使う道具】
- フライパン
- 小皿(調味料を混ぜる用)
豚切り落としの簡単スタミナ丼レシピ
- 小皿に調味料(砂糖・醤油・みりん・にんにく)を混ぜておきます。
- 豚こま肉に小麦粉または片栗粉を軽くまぶします。ビニール袋を使ってもOK。
- フライパンに油をしき、中火で熱して豚肉を入れ、菜箸でほぐしながら炒めます。
- 火が通ってきたら、調味料を加えて全体にからめます。
- つやっと照りが出てきたら火を止めて、ご飯の上にのせて完成です。

豚こまに小麦粉(片栗粉)を振ります。ビニール袋に入れて振るとまんべんなく付きますが、面倒な時はこんな感じでもOK!

小皿に調味料を合わせます。

肉を炒めて、8割くらい火が通ったら調味料を入れて絡めます。

汁気がある状態でも良いですし、焼き目が付く位まで炒めてもおいしいです。
何も足さなくても十分おいしい。
「疲れてるのにちゃんと作った」そんな満足感が、心にも体にも染みわたります。
美味しく作るためのコツ・ポイント
- お肉に粉をまぶすと、ふっくら&タレがしっかり絡んで食べ応えがアップします。
- にんにくチューブで十分。でも、もし余裕があれば、おろしにんにくを使ってみてください。香りの立ち方が段違いです。
- 甘めが好きな方は、砂糖を少し多めにするのもおすすめです。
料理の「正解」は一つじゃないので、好みに合わせて調整して大丈夫。
自分の味を見つけるのも、楽しさのひとつです。
アレンジアイデアとトッピング例
ちょっとだけ気持ちと時間に余裕がある日には、こんなアレンジも。
- 温泉卵や生卵をのせると、まろやかさと満足感がアップ
- 冷蔵庫にある刻みねぎや千切りキャベツをトッピングしても◎
- ピリッとした七味や山椒で、大人の味わいに
- しらすやキムチを添えると、また違ったスタミナ丼に変身します
とはいえ、なにも足さずにそのまま食べても、しっかりおいしい。
がんばらなくても、ご飯は作れるんです。
まとめ:頑張らない日の“ごほうび丼”に
「ちゃんと作らなきゃ」じゃなくていい。
「今日はこれで、じゅうぶん」って、自分に言ってあげてください。
豚こま肉と調味料だけで作れるこのスタミナ丼は、忙しい毎日の中で少しでもラクができて、ちゃんとおいしい“ごほうびごはん”。
あなたの頑張りに、ちゃんと応えるレシピです。
どうか、自分をいたわるためにも、この丼でエネルギーをチャージしてくださいね。
明日もまた、あなたらしく過ごせますように。
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