- 自宅の冷凍庫で冷凍すると、冷凍庫のニオイがつく
- 冷凍したいけど、不味くなる
- 解決方法があったら知りたい
冷凍は便利だけど、独特のニオイが嫌ですよね。そんな方に、冷凍庫のニオイがつくのを防ぐ効率的な方法を解説します。すぐに真似できる簡単な方法なので、ぜひ最後まで見ていって下さいね。
冷凍庫のニオイをつけない保管法

ニオイがつく原因
冷凍庫内でニオイがつくとき、冷凍焼けという現象が起こっています。
そしてその冷凍焼けの原因は乾燥と酸化。冷凍庫内は非常に乾燥しており、食材の中の水分も長期間保管しているうちに凍結、乾燥が進みます。さらに、その乾燥した食材に空気が触れて酸化が進みニオイが出ます。
長期間冷凍していた食材を見てみたら「周りが白くカサカサになり冷凍庫独特のニオイがする」その状態です。しかし、基本的にこの現象が起こるのは長い時間冷凍した場合。冷凍しても早めに食べるのが一番の予防法です。
フリーザーバッグでニオイを防ぐ
しかし、献立によってはすぐに食べられない時もありますよね。そんな時に役立つのがフリーザーバッグです。
旭化成の「フリーザーバッグ」に食品を保管すると、かなりの期間ニオイを防げます。フリーザーバッグは冷凍を前提に作られており、厚みがあって乾燥を防ぎます。酸化の原因になる空気も通しません。食材を冷凍保存するのに最適な条件を長く保ってくれます。
フリーザーバッグの効率的な利用法
そんな画期的なフリーザーバッグですが、皆さん活用できていますか?
- 全部の食材をフリーザーバッグに入れると高く付く
- 食材を入れ替えるのが面倒くさい
- 一回使って捨てるのがもったいない
この理由で使っていない方、結構多いと思います。そんな時におすすめしたいのがこの2つの方法。
- ポリ袋の併用で衛生的に再利用
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ポリ袋にまず食材を入れてからフリーザーバッグに入れます。「ラップで一枚づつ包む」のって面倒ですよね?でも、「小さめの大容量ポリ袋を買っておき、食材をそれにポンポン入れる」なら簡単。
使う時はポリ袋のまま冷蔵庫で解凍、そこに調味料で味付けして焼けば洗い物が減ります。冷凍野菜ならポリ袋から必要な量を出して使い、残りはまたフリーザーバッグに戻すことも可能ですよ。
この方法ならフリーザーバッグは汚れないので、そのまま衛生的に再利用が可能です。
例えば玉ねぎ。こんな感じで一回分ずつポリ袋に入れ、ひと結び。
冷凍庫のフリーザーバッグに入れます。他の野菜も一緒に入っています。
使う時は必要な分を取り出してそのまま加熱します。
- 移し替えが面倒な時はトレーごと
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「いやいや、まずトレーから袋に移すのが面倒なのよ」と言う方は、大きめのフリーザーバッグにトレーごと入れる方法もあります。この方法でもフリーザーバッグは再利用可能。しかしこの方法で注意したいのは、「トレーとポリ袋、間の空気」の3つに阻まれて凍結に時間がかかるということ。
ゆっくり凍結すると食材の組織が壊れやすく、食感が悪くなります。ちょっと面倒になりますが、一度トレーで冷凍し、食べるのがもう少し先になりそうだと判断した時点でそのトレーをフリーザーバックに移す方がより良いです。
すでに食材が傷みかけてニオイが出ている場合はフリーザーバッグを使ってもニオイます


冷凍食品を使うのも一つの手段

食材を使いきれず冷凍することが多い方は、冷凍食品に切り替えるのが効率的で賢い方法だと思います。その理由は
- 冷凍食品の外袋は最初から高機能、移し替えの必要なし
- 食材を少しづつ使えるので便利
- ポリ袋やラップ、フリーザーバッグを使わず節約できる
- 最近の冷凍技術の進歩はめざましく、家で冷凍したのとは比較にならない美味しさ
おすすめしたい食材は沢山ありますが、代表して3つ挙げると
- ブロッコリー
- カリフラワー
- 絹ごし豆腐
「洗浄、カット、ゆで」といった工程が済まされ、あとはそのまま調理するだけ。使う分だけ取り出せるのも便利です。驚きの美味しさなのでぜひ試してみて欲しい!そんな便利食材を記事にまとめたので、お時間ある時にでもどうぞ。

まとめ

以上、食べ物に冷凍庫のニオイが付くのを防ぐ方法を解説しました。
- 家で食材を冷凍する時はフリーザーバッグに入れる
- ポリ袋に食材を入れてからフリーザーバッグに入れると衛生的に再利用できて経済的
- 食材をポリ袋に移すのさえ面倒な時は、トレーごとフリーザーバッグへ
- 冷凍した食品は早めに食べ切る
- 冷凍時の一手間が面倒な人は「冷凍食材」を利用するのが一番効率的
食材が余ってすぐに食べられない時、冷凍は欠かせません。でもせっかくなら美味しいまま食べたいですよね。ぜひこの方法を実践して、おいしく無駄なく食材を食べ切りましょう。
他にも料理や台所周りの「楽な知恵、ゆるい工夫」についての記事を書いています。よかったらこちらも合わせてご覧ください!

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