- 冷凍ブロッコリーって、どれが美味しいんだろう…
- やっぱり国産が一番安心かな…
- 入っている量も違うし、コスパも気になる…
冷凍ブロッコリー、便利ですよね。でも種類がいろいろあって、迷ってしまう人もいらっしゃるのでは?この記事では、そんな方のためにCOOPの宅配で手に入る冷凍ブロッコリーを実際に食べて比較しました。忖度無し!一人の消費者として結果をお伝えします。
冷凍ブロッコリー比較結果
比較条件・方法

- 全てのブロッコリーを15秒、それぞれ塩水でボイル。(チョップドブロッコリーは小さいため5秒)
- ザルにあげ冷水ですぐに冷却。水を切って皿へ。
- 味をわかりやすくするため、そのままで試食
- ビビネコと夫で判定

上の画像と同じ配置で皿にセッティング。まだ凍っています。この状態でも、少し色味に違いがありますね。

一つずつボイルしてザルに上げ、もとの場所に。どれも綺麗な緑色に仕上がりました。
画像ではわかりにくいと思いますが、ザルに上げて水にさらした時の柔らかさが結構違います。それが表の食感にも反映しています…
そして何も付けず、薄い塩味だけで実食!
比較結果一覧
![]() ブロッコリースタンダード | ![]() プチブロッコリー | ![]() 北海道産ブロッコリー | ![]() 十勝のブロッコリー | ![]() 高原育ちのブロッコリー | ![]() チョップドブロッコリー | |
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美味しさ | 美味しい | 甘味あり美味しい | 独特の風味が△ | 今ひとつ | クセのない味 | 味が薄い |
ニオイ | 無し | ほとんどしない | ほとんどしない | 独特のニオイあり | 無し | 無し |
食感 | 歯応えあり | 歯応えあり | ぐにゃっと残念 | 柔らかめ | 柔らかめ | 小さいが食感あり |
内容量(g) | 500g | 500g | 200g | 180g | 400g | 200g |
価格(税抜) | 398円 | 548円 | 548円 | 398円 | 598円 | 268円 |
コスパ(円/100g) | 79.6円 | 109.6円 | 274円 | 221.1円 | 149.5円 | 134円 |
加熱調理 | 加熱不要 | 要加熱 | 要加熱 | 要加熱 | 加熱不要 | 加熱不要 |
調理法 | 自然解凍、流水解凍、湯せん、電子レンジ | 湯せん、炒め、電子レンジ | 電子レンジ、ボイル | 電子レンジ、ボイル | 自然解凍、流水解凍、電子レンジ、ボイル | 自然解凍、電子レンジ、ボイル |
産地 | エクアドル | エクアドル | 北海道 | 北海道十勝 | エクアドル | エクアドル |
お気に入り数 | 2108 | 32 | 177 | 443 | 260 | 120 |
メーカー | エア・ウォーターアグリ&フーズ | ノースイ | ホクレン | JAめむろフーズ | ニチレイ | マルハニチロ |
結果、味・柔らかさや食感に違いが見られました。トドックアプリで「お気に入り」に入れている人が多いのはブロッコリースタンダード。2100人とはすごいです。
ブロッコリーで「ニオイが気になる」ものがありますよね?それが嫌な方も、「ニオイ無し」の製品は食べられると思います。消費期限が長いので、保管中に傷む心配もありませんよ。
産地の違い

国産
お気づきだと思いますが、産地は二つだけ。北海道かエクアドルです。北海道は野菜の一大生産地。特に十勝や芽室は農業が盛んで良質な野菜が採れます。今回紹介した国産ブロッコリーは両方とも北海道産で安心して食べられるのが魅力です。
エクアドル産
もう一つのエクアドルはどうでしょう。実はエクアドルで採れるブロッコリーは非常に質が高いのです。高地で育てられるため虫がつきにくく、加工・冷凍までを短期間で行うため余分な水分が少ない。加熱しても生鮮と変わりない食感を楽しめます。企業によっては無農薬で栽培、加工しており「国産だけが安心」という考えはもはや誤りなのです。
調理方法の違い

ブロッコリーは様々な料理に使えますが、時間や手間を考えると加熱せずに使えるものが便利かなと思います。
ゆでる、煮る(カレーやシチューにそのまま入れる)、炒める、電子レンジで加熱する、これらはどのブロッコリーでも共通して可能です。
しかし自然解凍は、「自然解凍で食べられる」と記載のあるものに限定されます。
ブロッコリー自体は生でも食べられますが、よく洗って、キレイであることが条件。表面やモコモコしたつぼみに雑菌が付いていたり、中に虫が入り込んでいたりすることも…
冷凍のブロッコリーで「自然解凍OK」となっているものは、「冷凍前に軽く茹でる」もしくは「ブランチング処理」をされています。生食をするより安全で安心ですよ。
ブランチングとは、野菜を冷凍する前に行う加熱処理のことです。加熱により野菜の持っている酸化酵素を不活性化させて貯蔵中の変質や変色を防ぐことができます。
メーカーの違い

どこのメーカーも大手。高品質な食材を作っており安心して購入できます。
- ニチレイ
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冷凍食品・冷凍野菜を作り続けて100年のニチレイ。新製法により従来品の課題であった水っぽさ・糖度の低減・軟食感を改善しています。また栄養価の流出を抑える工夫がされています。
- ホクレン
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ホクレンは「ホクレン農業協同組合連合会」の愛称。野菜王国北海道で、すべての冷凍野菜に使用する原料を適期加工しています。また安全・安心の取り組みとして各製品に基準を設け、協力工場で管理されています。
- エアウォーター
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「エア・ウォーターアグリ&フーズ」さぶーるのブロッコリーは、南米エクアドル2,800mの高地で無農薬栽培されたもの。独自ノウハウに沿って収穫から短時間のうちに現地で加工・冷凍することで、国際品質基準を満たす高品質な商品になっています。高級レストランや幅広い飲食店に提供されており、きっと皆さんも知らないうちに口にしていますよ。
- JAめむろフーズ
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十勝の中でも、特に野菜の質が高い芽室。その十勝芽室で育ったブロッコリーを使いやすいサイズにカットしています。ブロッコリーは一つ一つ手作業で収穫し、鮮度が良いうちにさっと茹でて急速冷凍しているので、採れたての美味しさをいつでも味わえます。
- マルハニチロ
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こちらも有名企業ですね。缶詰や冷凍食品のトップブランドです。味・品質・環境にも配慮した商品がラインナップされています。
- ノースイ
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作付け、収穫、加工まで独自規格の一貫した管理・製造を実現している企業。新しい形状や規格、非加熱摂取品など技術に裏打ちされた独自性のある開発力で高付加価値な商品を産み出し続けています。
カットの違い

冷凍ブロッコリーは「小房」と「チョップド」の2タイプがあります。自然解凍する時間はチョップドが有利ですが、様々な料理に使えるのはやはり小房。お好みで選びましょう。
こんな時に便利!なシチュエーション
- 自然解凍でサラダに
- 冷凍のまま加えてさっと火を通し、彩り豊かなシチューに
- お弁当に自然解凍のブロッコリーを入れて保冷剤代わりに
- 冷凍のまま肉やウインナーと炒めておかずに
「洗う・切る」の下ごしらえが不要なので、色々な料理にすぐ使えますよ!
このブロッコリーも登場する、一汁一菜レシピ集も良かったらどうぞ。

まとめ

- 国産もエクアドル産も高品質なのでどちらでも良い
- 自然解凍で使う場合には、その記載があるか確認する
- 販売しているメーカーはどこも信頼できる企業
今回紹介した冷凍ブロッコリーは、どれを選んでも安心。比較表を見て一番皆さんに合うものを選んで下さいね。
また冷凍食品を購入するには、猛暑でも溶けない、雨でも玄関まで持ってきてくれるCOOPの宅配がおすすめ。置き配もしてくれるので一度ホームページを確認してみませんか?
\ 北海道の方はこちら /
北海道以外の方、COOPの宅配についてもうちょっと知ってから考えたい方は、こちらの解説を覗いてみてくださいね。

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